オーストラリア臨床留学を目指す眼科医のブログ

眼科医としておそらく史上初(←ではないことが判明)のオーストラリア臨床留学を実現するまでの軌跡をつづります

尿意は大丈夫だった4回目のIELTS(結果編) 祝!OA7.0達成!

タイトルにも書きましたが、OA7.0を達成しました!

とはいえスコアは下記で、ギリでしたので、やはりまだまだだなと思います。

 

  R L S W OA Total
2021/4/17 7.0 7.0 5.5 6.5 6.5 26.0
2021/6/12 6.5 7.0 5.5 6.0 6.5 25.0
2022/10/29 7.5 6.0 6.5 6.5 6.5 26.5
2022/11/19 7.5 6.5 7.0 6.0 7.0 27.0

 

L、Wは予想通り。Rで8.0行かなかったですが、Sで7.0でなんとかクリアしました。

Sは前回6.5で、今回すごくよかった感触もないですので、あれは水物感ありますね。

 

一応これでW以外は7.0をクリアし、Wも6.5までは取れているので、オーストラリア臨床留学に必要な全セクション7.0以上も見えてきてはいますが、Wを7.0に上げるのと、一度に全部そろえることのが中々難しいと聞いています。

 

とはいえ、各セクション6.5以上、OA7.0であれば2回の合わせ技でもよいらしいので、受け続けてればいつか行けるのではないかという気がしてきました。お金はかかりますが笑

 

今のところはオーストラリア臨床留学よりも、アメリカの眼感染症のラボへの研究留学の方に気持ちが傾いているというか、その方向で動いてはいますが、チャンスがあればやはりオーストラリア臨床留学(あるいは同じ条件で臨床ができるシンガポール)も挑戦したいなとは思っています。

というか、英語の試験をクリアしたら、使わないのもったいないと思って、行きたくなってしまうかもしれませんね。家族や周りの状況次第ではありますが。

 

前回の宣言通り、私のこのIELTSや留学への挑戦が、今後誰かの役に立ったり、刺激になったらという思いで、まずはFacebookで公開したいと思います。ツイッターにも連動させるかどうかは思案中です。

 

次はいつIELTS受けるか未定ですが、春頃ですかね。

 

またブログの編集がまだよく分かっておらず、今のところは非常に淡泊な状態ですが、カテゴライズしたり、勉強法なども発信していけたらなと思っています。

 

それではまた。

 

 

 

尿意は大丈夫だった4回目のIELTS(感想編)

3週間ぶりのIELTSを受けてきました。前回はあと0.5でOA 7.0に届かず悔しい思いをし、公式問題集の15を新しく購入し、リーディングとリスニングを4回分ずつ解きました。リーディングでは再度1ミスの9.0も取れ、リスニングもやはり7.0は下回らないので、ぎりぎり7.0ではなく、余裕をもって7.0というつもりで、気合十分で臨みました。

 

尿意対策としては、朝はみそ汁以外の水分はとらず、むしろカラカラくらいの状態で入室しました。それでも最後のリスニング時は軽い尿意がありましたが、集中力には特に問題なかったです。

 

それでは各セクションの感想です。

・ライティング

Task 2は、『歴史は何も教えてくれないという人がいる一方で、歴史を学ぶことで現在を理解できると考える人もいる。両方の立場を説明して、あなたの意見を述べよ』というような内容でした。課題に『両方の立場を説明し』のような表現があり、単純に片方の意見をサポートする内容を述べるだけでは不十分のような雰囲気を感じ、戸惑いました。練習したこともなかったので。

 

やはりよいアイディアを思いつくのに苦労。3つ挙げるつもりが2つになってしまいました。まずはコロナに絡めての話。研究者が過去の感染症の知見から学んだことで、今回ワクチンをすぐに開発でき、パンデミックの克服につながっている。というようなことが一つ目。

 

二つ目は、国際関係。日本と韓国の間には摩擦があるが、これは日本の若い人々が過去の歴史を学ばずに、そういった態度が韓国人を怒らせている側面もある。良好な関係を構築するには、お互いを理解することが重要。試験として書いたのであって、実際の政治思想かどうかは置いておきます笑

 

反対の立場についての言及がほとんでできていないので、そこがマイナス評価になるかどうかでしょうか。270 wordsくらい書いた気がします。この時点でやはり残り15分。

 

Task 1はオリーブオイルの製造工程。直前にテキストで類題を見ていたので、取り組みやすくはあったものの、130 wordsそこそこでタイムアップ。

 

Task 1は前回110 wordsだったので、少し字数upしましたが、クオリティーは同じくらい。Task 2はやや単語のバリエーションが前回より少なかった感覚もあり、予想スコアは6.0か、うまくいけば6.5。

 

・リーディング

割とサクサク解くことができたが、Passage 3は難しめ。TRUE, FALSEやYes, No問題で、選んだ答えに偏りがあったことがやや不安。8.0とりたい。さすがに8.5は厳しいか。

 

・リスニング

尿意は大丈夫でしたが、正直リスニングは難化しているのではないかと思いました。

ネットでみても、そのような意見は散見されます。公式問題集13-15では7.0は切らないのですが、今回ももしかしたら7.0にすら届かず、6.5かもしれません。

分からなかったときに次の問題に響かせないメンタルの重要性も感じています。

ちなみにgalleryのスペルをgallaryと書いて撃沈。

 

・スピーキング

先月と同じ面接官で安堵。しかも最初のパートでまた前回と同じ『singing』の話題もあり。とは言え、同じ答えを言うのも芸がないという変なプライドで、前回とは少し違う答え方をし、結果fluencyが多少落ちた感覚も。

 

また、地理についてのテーマで、地図の読み方を学んだかみたいな質問をややうまく答えられず。授業で地図の読み方は学んだが、日常で使う地図はまた違くて、私は実際よく道に迷います。みたいなことを言いましたが、言い直しが多くなってしまいました。

 

スピーチは映画についてで、2回以上見た映画について話せというお題。タイタニックについて話しました。icebergのことをglacierと言い間違えましたが、それで点数が下がることはないかと笑

撮影で本物の船や水を使っていて、25年前くらいの映画なのに、リアリティーがすごいみたいな話をしたあと、まだ時間が余り、つまりながらも、貧しい家庭出身の男性と裕福な家庭出身の女性という、バックグラウンドの違うカップルの話も印象的だったなどと追加。

 

映画に関連した質問で、年齢によって映画の好みが変わると思うか、に対して、子供はハッピーエンドの映画が好きだけど、成長する中で、色々悲しい経験もして、それを悲しい映画を通じて自分自身を投影するようになるみたいなことを言おうとして、『投影する』が出てこず、長めに詰まり、they want to share sad experiences through moviesと苦し紛れに答えるかたちでした。

 

前回より極端に悪いということはないのですが、前回が6.5なので、よくて6.5。場合によっては6.0というところでしょうか。

 

というわけで予想スコアは以下の通り。

R 8.0 L 6.5 S 6.0-6.5 W 6.0-6.5 

SWのどちらかで6.5ならぎりぎり7.0に到達するというところ。

つまりOA 7.0は甘くないということです。Rが7.5だとさらに遠のきます。

 

英語学習に終わりはない。。でもいつか、今よりももっと高いところからの景色を見てみたい。そんな思いで勉強しています。研究留学や臨床留学に向けて、というのももちろんありますが、できなかったものをできるようにしたいという根源的なモチベーションにも動かされています。

また、大学院生活や研究はうまくいかないことだらけで、人生最大の挫折と言ってもいいくらいですが、英語力だけでも前進しているということが自分を支えてくれると思っています。

 

やっぱりまずはOA 7.0が欲しいですね。7.0取れたら研究留学の履歴書にも書こうと思っていますし、Facebookでこのブログをアナウンスしようとも思っています。

 

私がAtsueigoのAtsuさんに影響されたように、誰かにポジティブな影響を与えられるように。

 

それでは2週間後の結果編で。

 

 

 

 

 

 

 

尿意にやられた3回目のIELTS(結果編)

というわけで、結果が返ってきました。昨年の2回も併せて下記です。

 

  R L S W OA
2021/4/17 7.0 7.0 5.5 6.5 6.5
2021/6/12 6.5 7.0 5.5 6.0 6.5
2022/10/29 7.5 6.0 6.5 6.5 6.5

 

結局OA 6.5で、目標の7.0には届きませんでしたが、実はあとどこかでプラス0.5取れていれば切り上げで届いてました。

言い訳がましいですが、リスニングは模試では常に7.0以上は取れていて、6.0はどう考えても尿意で実力発揮できていなかったので、それを踏まえると、7.0とれてたなーと思ってしまいます。

 

スピーキング6.5は嬉しかったです。昨年の5.5と比べてすごくできがよかったという感触もないのですが、なんというか、会話全体のナチュラルさは上がった気がしています。IELTSはスピーキングでもライティングでも暗記してきたようなフレーズは減点対象とよく聞きますので、DMM英会話でのフリートークで鍛えた、その場でなんとかする力が発揮されたのかなと信じたいです。

 

とはいえ、ある程度幅広いトピックに対する一通りの答えをストックしておくことも重要なので、とりあえずOA 7.0クリアしたら、SWで7.0を取るべく、型のトレーニングもしていこうと思っています。

 

ライティング6.5についても、パート1が110 wordsしか書けないで取れたので、150 words書けば、7.0イケるかもと期待してしまいます。とはいえ、パート2の250 wordsを40分で書くのは中々しんどいですね。

 

実は、もう今週の土曜日に4回目のIELTSを予約しています。とりあえず早くOA 7.0を取り、自己満足を得たいので笑

 

尿意対策をしっかりして、良い報告ができるよう頑張ります。

RLで15.5-16、SWで13でOA7.0は確実にクリアして、あわよくば7.5!

 

 

 

 

尿意にやられた3回目のIELTS(感想編)

本日3回目のIELTSを受けてきました。

前回の受験から1年と3か月ほど空いてしまいましたのは、前回記事で書いたように、第二子が生まれてからしばらく余裕がなかったからです。

第二子も1歳を過ぎましたし、ここ数カ月くらいはIELTSの模試を解いたりする時間も作れました。

 

オーストラリア臨床留学という意味では全セクション7.0以上が必要で、Reading、Listeningは既にクリアしているので、SpeakingとWritingの対策に集中するべきなのですが、まずはOA 7.0の実力がないと話にならないだろうということと、OA 7.0は純ジャパ英語学習者にとっての一つの到達点、称号のように思っているところが個人的にありますので、ReadingとListeningも伸ばして、まずはOA 7.0取ることを目標にしました。

 

Writingは論文執筆で培ったポテンシャル頼みで、SpeakingはDMMでフリートークを続けていました。

 

そんなわけで、Reading、Listening模試をそれぞれ8回分解いて臨んだ今回のIELTSですが、結果思わぬところで足をすくわれました。尿意です。

 

トイレに行くことが許容される時間の最後(8時半)に済ませてはいたものの、自宅を出る直前にコップ二杯のお茶を飲んだのが大失敗で、もう9時頃の試験会場入室時には第二波が来ていました。

 

入室前に申し出ようか迷いましたが、試験のルール上、許容されていないので、無理だろうと諦めてしまいました。

 

結果、Writing時はまだ問題ありませんでしたが、Reading時には一般的な『もう我慢できない』という状態、Listening時には尿意というレベルを通り越して、痛みを感じる状態でした。尿意で鳥肌が立ったのは初めてです。

 

Listeningは模試を8回解いて、アベレージ7.5くらいとれていたので、普通にやれば7.5、うまく行けば8.0くらいに思っておりましたが、尿意のせいか実力不足か分かりませんが、6.5-7.0なのではないかと落胆し、午前の筆記試験を終えました。

 

各セクションの出来は下記の通りです。

・Writing

定石通りTask 2から始め、45分かけ260-270wordsくらい。量、構成は問題なく、vocabularyも色々使ったが、正直論理はかなりイケていない。

『Businessはmaking moneyだけでなくsocial responsibilityも果たすべきか?』というような内容で、Atsueigoの、『お金』、『時間、効率』、『健康』に落とし込むストラテジーを採用。

Agreeの立場で、次のようなことを書きました。

1. social responsibilityを果たすと、結果的に利益も上がる。例えばeco-friendlyな商品を作るとそれがgood reputationになり、商品を選んでもらいやすくなる。

2. social responsibilityは人々の生活をより便利にする。例えば、電話しかなかった時代は、時差がある国外では不便だし、グループでのコミュニ―ションもできなかったが、今はSNSでこれらが可能になった。これは、人々の問題を解決したいというsocial responsiblityに由来するものであり、それが産業界にイノベーションを生む。

3. social responsibilityは人々を健康にする。最近、より低脂肪で栄養価の高い肉を培養細胞から作製する技術をある会社が開発した。現在はコストが高いが、この技術により、動物を殺すことなく、人々が栄養価の高く、ヘルシーな肉を食べることが可能になり、結果的に肥満の人が減る。

 

1はよいとして、2と3は論理が飛躍している感じです。内容は同じでも書き方を変えればもう少しロジカルにできそうですが、制限時間の中ではこれが限界でした。

 

Task 1は15分では150 words書けず、110 wordsくらい。博物館のレイアウトの変化を説明させる問題でした。正直グラフ問題以外はまともに練習していないので、ぶっつけでした。内容はある程度かけましたが、words数が足りないのが、どれくらい響くのか。

 

予想スコアは6.0。あわよくば6.5。

 

・Reading

難易度は標準くらい?一度だけ、模試で1ミスの9.0を出したので、8.0は取りたいところでしたが、尿意もあったし、7.5くらい? 悪ければ7.0かも。

 

・Listening

パート1で電話番号聞き取れず。数字の前にごにょごにょ言ったのが何か分からず撃沈。パート2は3-4問ミスったかも。パート3は1-2問ミスくらい?パート4は元々得意だったが、尿意のせいか聞き漏らしまくって4-5ミスくらい。自信がないところが取れていれば7.0だが、悪い方に振れると6.5だろう。

 

・Speaking

もうOA 7.0は無理だろうと開き直ってたし、尿意もなく、ある程度リラックスしてできた。とはいえ、やはりrepetitionや言い直しミスも多く、よくて6.0か。過去2回5.5なので、何とか6.0取りたい。

 

そんなわけで予想スコアは

R 7.0-7.5 L 6.5-7.0 W 6.0 S 6.0

これではOA 6.5ですね。やはりRLで15-15.5取りたいところです。

 

OA 7.0もそう簡単には取れないのか。。 と自信を失いそうですが、おそらく何回か受けてれば7.0を取れる実力はついているのではないかとも思っている部分もあるので、11月も受けようかと考えています。3週間後と近いですが。

 

結果は2週間後なので、次回は結果編ということで。

 

フォーサム2022とこれからのこと

1年ぶりの更新です。オーストラリア臨床留学への足跡をブログに残し、将来、同じ道を目指す人の目標になれば、と息巻いて始めたブログでしたが、3回投稿して途絶えるという何とも情けない状態でした。

 

言い訳にはなりますが、昨年7月に最後の更新をし、その後9月に第二子が生まれたため、ブログどころではなくなりました。第一子が1歳10か月というイヤイヤ期の始まりでの第二子誕生は、想像以上の負担でした。

 

英語の勉強に関して、昨年7月の段階で、8月のIELTSでとりあえずオーバーオール7.0を取りたいと言っていましたが、その8月のIELTSはコロナの波と重なり、第二子出産前ということもあり、キャンセルせざるを得ませんでした。記録を見ると、第二子誕生後しばらくは、オンライン英会話は週1できればいい方でした。

 

細々としか英語の勉強ができない日々が続きましたが、1-2カ月前から下の子の夜泣きが減ってきたことと、上の子も2歳半になり、少し聞き分けができることも増えてきたこともあり、ようやく最近英語の勉強のことを考えられるようになりました。

 

そして、この週末にまたフォーサムという私の専門領域の学会があったこともあり、節目としてブログを更新することとしました。

 

ちなみに今回の学会は広島だったのですが、コロナ禍以後、初めて学会で遠征することができました。昨年10月、コロナが完全に落ち着いていた時期にも福岡での学会があったのですが、この時も、第二子誕生直後だったため、オンラインでの発表でした。

 

最近また感染者が増えてきていますが、学会場の雰囲気はほとんどコロナ前と変わらない印象でした。感染症、炎症領域のトップランナーの先生方だけでなく、同世代の他大学の先生方ともお話することもでき、非常に貴重な機会でした。私はまだまだ若手ですので、学会が唯一の知り合いを増やすチャンスです。こうした機会をきっかけに、今後、感染、炎症のyoung generationの輪を広げていきたいと思っています。

 

話は戻って、オーストラリア臨床留学に向けた英語の勉強についてです。実を言うと、本当にオーストラリア臨床留学を目指すかどうか迷っています。

 

なぜかというと、基礎研究でトップジャーナルを目指してみたいという思いも捨てきれないからです。元々基礎研究に興味があり、現在は大学院生として細胞やマウスを使った研究をしています。月並みですが、基礎研究には、誰も知らないことを自分が初めて知れるかもしれないという、知的好奇心を満たす魅力があります。

 

色々な経緯があり、自分は基礎研究でトップを目指す運命にないかもしれないという思いに一時期至り、オーストラリア臨床留学という、学生の頃に抱いた憧れを、基礎研究の代わりに目標にしたという側面があったのですが、時間とともに、基礎研究への思いもまた強くなってきました。

 

基礎研究でトップジャーナルを目指すのであれば、アメリカへの研究留学が唯一の選択肢です。眼科領域で、しかも自分の専門の感染、炎症領域でトップジャーナルを出しているラボというのはアメリカでも本当にごく少数です。オーストラリアにそういったラボがあればベストなのですが、残念ながらないと言わざるを得ません。

 

臨床留学するにしてもしないにしても、それに足るレベルの英語力を身に着けたいという思いは変わらずありますし、なによりも自分の英語学習のモチベーションになっているのは、基礎研究で留学した人(かつ純ジャパ)が、留学体験談の中でかなりの確率で述べられる、『もっと英語を勉強すればよかった』ということを、自分は絶対に言いたくないというのがあります。

 

日本人が英語が不得手であるのは、そもそも言語の違いが大きすぎるから、ということは、自分自身が韓国語やスペイン語を勉強した経験から理解していますが、英語話者で日本語が非常に流暢な人がたくさんいることを考えると、結局努力が足りないだけであることもはっきりしています。自分は人よりもそれを理解している以上、可能な限りの努力を続け、純ジャパ日本人医師としてはトップクラスの英語力を身に着けたいと思っています。

 

とりあえず今日はここまでですが、子育ても少し余裕が出てきましたので、ちょこちょこと更新していきたいと思います。ブログタイトルと内容の乖離がありますし、もはや誰のためのブログか分かりませんが、半分は自己満足でやっていきたいと思います。それでは。

 

 

 

 

 

 

フォーサム(眼感染症学会、眼炎症学会、コンタクトレンズ学会、涙道・涙液学会)

この連休中はフォーサムという学会に参加してきました。

 

フォーサムというのはタイトルにもある通り、眼感染症学会、眼炎症学会、コンタクトレンズ学会、涙道・涙液学会の合同学会です。

 

角膜、ぶどう膜炎感染症を専門としている私には思い入れが強い学会です。

 

私はたまたま演題は出していなかったのですが、地元開催だったので、移動の必要もなく参加できました。

 

元々昨年行われる予定だったのですが、コロナで一年延期になっての開催でした。

 

延期したとはいえ、通常開催はかなわず、現地とオンラインのハイブリット開催という形ではありましたが、医療関係者はワクチンが基本的に終わっていることもあり、それなりに現地にいらっしゃる方も多く、久しぶりに学会の雰囲気を感じることができました。

 

発表者に関しては半分以上現地にいらしていたように思います。

 

私にとっては学会は、勉強する場であること以上に、他大学、他施設の先生方と交流して、モチベーションを新たにする場です。

 

特に私の専門分野は眼科の中ではマイノリティーなので、学会員同士の結束が強いようで、ディスカッションではお互いに揚げ足を取るようなこともなく、建設的であるのが魅力です。

 

普段お世話になっている先生方と久しぶりにお会いできましたし、ご高名な先生方にも日常診療の疑問を質問させていただくこともでき、非常に有意義な学会でした。

 

また、同世代の先生が学術奨励賞を受賞するなど、刺激にもなりました。

 

ちなみに、感染症学会はメインホールで行われたので、会場が広すぎて質問に躊躇する方が多かったのか、私ばっかり質問してしまいました。

 

やはり学会が盛り上がるというのは質疑応答が盛り上がるということだと思うので、座長と演者しかしゃべらないのは味気ないと思い、積極的に発言させていただきました。

 

あまり芯を食った質問はできていませんが、多少なりとも学会の成功に貢献できたら幸いです。

 

モチベーションも新たになりましたので、感染症のcase reportのリバイスと、完成間近のoriginal articleの執筆を進めていきたいと思います。

IELTSかOETか

オーストラリア臨床留学のための英語試験は、IELTSだけでなく、医療者用の英語試験であるOETというオプションもあります。

 

厳密にはTOEFLも可能ですが、TOEFLはパソコンでの受験がどうも私には合わず、また、リスニングに関してはIELTSの方がだいぶ楽なのがあり、IELTSで行こうと思いました。

 

しかしながら、まだIELTSの勉強を始めて4-5カ月程度ではあるものの、スピーキングが2回連続で5.5だったことがそれなりにショックでした。

 

2回とも沈黙することなく、しゃべり続けることはできていたのですが、2分スピーチで、これまで練習で話したことがある内容に無理やりつなげようとしたが故に、お題の本筋から少しずれてしまっていた自覚はありますし、その後の関連質問で、1回で聞き取れず、2-3度聞き返してしまったことも原因とは考えられます。

 

ただ、2回目は6.0を期待していたので、残念でした。

 

また、ライティングは初回で6.5という幸先のよいスタートだったものの、2回目は6.0と下がってしまいました。

 

本業の方で英語論文をかなりたくさん書いてきたので、安定的に6.0以上を取れる実力はありそうだと分かったのは自信になりましたが、色々な体験談を見ると6.5と7.0の間に大きな壁がありそうなので、これに関しても怖気づいています。

 

ということで、OETも検討しようかという気持ちになっています。

 

OETはリスニングが大変なようですが、リスニングこそ現地で働く上で一番鍛えないといけないところなので、ライティングへの労力が大きいIELTSよりも、OETの方が実利的であるというのもあります。

情報が少ないのが難点ですが、コロナ措置でOETがUSMLE step2 CSの代替になっているために最近情報が増えているので、そいういう意味では渡りに船ではあります。

 

ただ、8月にもIELTSを申し込んでいますし、とりあえずOA7.0取るまではIELTSを頑張ってみようと思っております。

 

次回の受験でR7.5-8.0 L7.0-7.5 S6.0 W6.0-6.5くらいでOA7.0クリア できればと思っております。

 

それでは。