オーストラリア臨床留学を目指す眼科医のブログ

眼科医としておそらく史上初(←ではないことが判明)のオーストラリア臨床留学を実現するまでの軌跡をつづります

尿意は大丈夫だった4回目のIELTS(感想編)

3週間ぶりのIELTSを受けてきました。前回はあと0.5でOA 7.0に届かず悔しい思いをし、公式問題集の15を新しく購入し、リーディングとリスニングを4回分ずつ解きました。リーディングでは再度1ミスの9.0も取れ、リスニングもやはり7.0は下回らないので、ぎりぎり7.0ではなく、余裕をもって7.0というつもりで、気合十分で臨みました。

 

尿意対策としては、朝はみそ汁以外の水分はとらず、むしろカラカラくらいの状態で入室しました。それでも最後のリスニング時は軽い尿意がありましたが、集中力には特に問題なかったです。

 

それでは各セクションの感想です。

・ライティング

Task 2は、『歴史は何も教えてくれないという人がいる一方で、歴史を学ぶことで現在を理解できると考える人もいる。両方の立場を説明して、あなたの意見を述べよ』というような内容でした。課題に『両方の立場を説明し』のような表現があり、単純に片方の意見をサポートする内容を述べるだけでは不十分のような雰囲気を感じ、戸惑いました。練習したこともなかったので。

 

やはりよいアイディアを思いつくのに苦労。3つ挙げるつもりが2つになってしまいました。まずはコロナに絡めての話。研究者が過去の感染症の知見から学んだことで、今回ワクチンをすぐに開発でき、パンデミックの克服につながっている。というようなことが一つ目。

 

二つ目は、国際関係。日本と韓国の間には摩擦があるが、これは日本の若い人々が過去の歴史を学ばずに、そういった態度が韓国人を怒らせている側面もある。良好な関係を構築するには、お互いを理解することが重要。試験として書いたのであって、実際の政治思想かどうかは置いておきます笑

 

反対の立場についての言及がほとんでできていないので、そこがマイナス評価になるかどうかでしょうか。270 wordsくらい書いた気がします。この時点でやはり残り15分。

 

Task 1はオリーブオイルの製造工程。直前にテキストで類題を見ていたので、取り組みやすくはあったものの、130 wordsそこそこでタイムアップ。

 

Task 1は前回110 wordsだったので、少し字数upしましたが、クオリティーは同じくらい。Task 2はやや単語のバリエーションが前回より少なかった感覚もあり、予想スコアは6.0か、うまくいけば6.5。

 

・リーディング

割とサクサク解くことができたが、Passage 3は難しめ。TRUE, FALSEやYes, No問題で、選んだ答えに偏りがあったことがやや不安。8.0とりたい。さすがに8.5は厳しいか。

 

・リスニング

尿意は大丈夫でしたが、正直リスニングは難化しているのではないかと思いました。

ネットでみても、そのような意見は散見されます。公式問題集13-15では7.0は切らないのですが、今回ももしかしたら7.0にすら届かず、6.5かもしれません。

分からなかったときに次の問題に響かせないメンタルの重要性も感じています。

ちなみにgalleryのスペルをgallaryと書いて撃沈。

 

・スピーキング

先月と同じ面接官で安堵。しかも最初のパートでまた前回と同じ『singing』の話題もあり。とは言え、同じ答えを言うのも芸がないという変なプライドで、前回とは少し違う答え方をし、結果fluencyが多少落ちた感覚も。

 

また、地理についてのテーマで、地図の読み方を学んだかみたいな質問をややうまく答えられず。授業で地図の読み方は学んだが、日常で使う地図はまた違くて、私は実際よく道に迷います。みたいなことを言いましたが、言い直しが多くなってしまいました。

 

スピーチは映画についてで、2回以上見た映画について話せというお題。タイタニックについて話しました。icebergのことをglacierと言い間違えましたが、それで点数が下がることはないかと笑

撮影で本物の船や水を使っていて、25年前くらいの映画なのに、リアリティーがすごいみたいな話をしたあと、まだ時間が余り、つまりながらも、貧しい家庭出身の男性と裕福な家庭出身の女性という、バックグラウンドの違うカップルの話も印象的だったなどと追加。

 

映画に関連した質問で、年齢によって映画の好みが変わると思うか、に対して、子供はハッピーエンドの映画が好きだけど、成長する中で、色々悲しい経験もして、それを悲しい映画を通じて自分自身を投影するようになるみたいなことを言おうとして、『投影する』が出てこず、長めに詰まり、they want to share sad experiences through moviesと苦し紛れに答えるかたちでした。

 

前回より極端に悪いということはないのですが、前回が6.5なので、よくて6.5。場合によっては6.0というところでしょうか。

 

というわけで予想スコアは以下の通り。

R 8.0 L 6.5 S 6.0-6.5 W 6.0-6.5 

SWのどちらかで6.5ならぎりぎり7.0に到達するというところ。

つまりOA 7.0は甘くないということです。Rが7.5だとさらに遠のきます。

 

英語学習に終わりはない。。でもいつか、今よりももっと高いところからの景色を見てみたい。そんな思いで勉強しています。研究留学や臨床留学に向けて、というのももちろんありますが、できなかったものをできるようにしたいという根源的なモチベーションにも動かされています。

また、大学院生活や研究はうまくいかないことだらけで、人生最大の挫折と言ってもいいくらいですが、英語力だけでも前進しているということが自分を支えてくれると思っています。

 

やっぱりまずはOA 7.0が欲しいですね。7.0取れたら研究留学の履歴書にも書こうと思っていますし、Facebookでこのブログをアナウンスしようとも思っています。

 

私がAtsueigoのAtsuさんに影響されたように、誰かにポジティブな影響を与えられるように。

 

それでは2週間後の結果編で。